手工芸屋さんに行こう

手工芸が大好きなご利用者さんとその方が昔からいきつけの手工芸屋さんへ

お買い物へ行きました。

とても久しぶりに来たとご利用者さん。

いきいきとした表情からわくわくがこちらまで伝わります。

お店に到着、店内に入るのに一段の段差がありました。

この方の普段の屋外移動は車椅子。車椅子では上れない少し高い段差でした。

でもその方はあきらめませんでした。

「しっかり支えてて。」

と左手の杖と左足に力をこめてぐっと一段。

店内に入り車椅子に座るかたずねました。

「自分で歩くよ。そこに置いといて」

最後まで座ることはなく、瞳を輝かせながら

「あれもほしい、これもほしい、ここにいると全部ほしくなるね」

「今度は何を作ろうかなあ」

買い物を終え帰りの車の中で一言。

「今日はすこしつかれたね。でも楽しかった、また行こうね」

満足そうな笑顔。

この日の経験が自信になったようです。

いきがいあふれる人生のために

どんどん一緒に生活を広げていきましょうね。